2010年11月9日火曜日

インターネットの影響加速

AmazonがMP3で音楽配信、電子書籍の本格化、You Tubeによる尖閣ビデオ流出、、、

世界はインターネットにより変わるといわれて久しいが、最近の出来事はそれを痛切に感じさせる。

「報道」の世界は急速にインターネットの影響力を増している。

それは迅速性・正確性のキャパ(サイトが無数になるため自己判断が必要になる)・反応可視性などの優位さがインターネットにあるからに他ならない。

中には反論する人がいるかもしれない。インターネットには〇チャンネル、○〇動画などおかしなサイトが多い、朝日・読売などマスメディアの方が安心できるなど。

最近はこの評価が大きく変わっている。

信頼性で言えば、マスメディアには逆に偏見があることが目立ってきた。たとえば民主党代表選挙で小沢氏に不利な情報を垂れ流しにしたり、頻繁に行う「世論調査」の恣意性、薬害エイズの安部英医師、村木厚生労働省局長などの冤罪の原因になるなど疑問点も多い。しかもマスメディアは責任を取らない。

表情の険しい被疑者の繰り返し流れる映像に、世論は簡単に洗脳されるのにもかかわらず、「事実」を報道しているだけだとのたまう。

検察・警察・裁判所などの不祥事露見もインターネットの力によるところが大きい。

情報産業についてはもともと影響はかなり危惧されてきたが、受け手側・発信側それぞれ技術向上能力向上により再現性が極めてよくなってきたことで、インターネット優位になり、一般の媒体の価値を相対的に低下させてきた。欲しいのは物体ではなくコンテンツだからである。

これが書籍まで影響が来ると一体「本」とか「出版」って何だろうという疑問がわいてくる。内容を伝えるのは無料になってくる恐れはないか、出版社がなくなるのではないか、と心配になってくる。

こうしたことは著作権の保護によって、著者の利益を守られ、本当の価値を伝え発信することにより、出版社(と言わなくなるかもしれないが)の価値は残る。

もっと社会に決定的影響を与えるのは商品を販売する店舗がいらなくなるのでは、という危惧である。あらゆる商品がネット上で販売されている。

商品はそもそも手に取ってみなければ、危なくて買えやしない、という常識はなぜ変わったのか。

メーカーのブランドで信頼感は得られる、こわごわやってみたが意外と安くて商品はしっかりしている、実際に見て回ると大変だがネットでは簡単に値段・性能の比較ができるという学習によりみるみるシェアを拡大してきた。

店舗がなくなると町のお店はどんどん減っていくという影響まであるので、深刻な問題をはらんでいる。
社会が大きく変わろうとしている。景気回復、街の再生、農村再生などただでさえ難しい問題が余計混沌としてきた。

普通の庶民の生活に影響のあるこれらの問題は、政府や官僚だけに任せておけない。せめてそれこそインターネットを利用して、広く一般の知恵を集めたらと思う今日この頃である。

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