2014年3月6日木曜日

自然治癒倶楽部~現代医学批判

自然治癒倶楽部というサイトがあります。

現在の医学はもっぱら投薬による治療が主体で、本当に人間の体を理解して治癒を研究している医者は少ない。
人間には生まれつき備わっている「免疫力」「自己治癒力」があり、現在の医学はそれに向き合うより、もっぱら経営に主体が行っており、むしろ投薬・ワクチンなど医療行為により、自然治癒力を阻害している面が強いと論じています。

最近はインターネットの発達で、以前のように医者を絶対視することに対して警鐘を目にすることが多くなりました。
これに盲目的に信じるのは逆の危険性がありますが、複数のサイトにより、真実をつかみとっていただきたいと思います。

他に参考になるのは内海聡(ブログ)という内科医です。「医学不要論」という著書など、大いに参考になります。また講演動画を過去の投稿で取り上げていますので、ぜひご覧ください。

なにより自分の体のこと、愛する身内の体のこと、きちんと真実を自分で探さなければなりません。

フクシマの嘘 其の弐(隠ぺい・詭弁・脅迫) 翻訳全文 Ⅰ

日本のマスコミではほとんど取り上げられない福島の”現実”

http://www.youtube.com/watch?v=Stp8QsKZMBs
(翻訳文)
福島第一原発事故発生から三年が過ぎたが、今でも緊急事態である
2020年日本はオリンピックを開催する
日本政府は世界を安心させようとした
「みなさんに保証しましょう 事故はコントロールされております」
 首相の宣言がどこまで信用できるのか、
われわれは調べることにした調査はわれわれを犯罪社会の心臓部に導く…
「ヤクザの手先が人を集めて福島に派遣しています」
われわれは惨事の真の大きさが隠ぺいされていることを突きとめた
事故現場から遠い場所の調査を科学者に見せてもらった
「高濃度に汚染されたホットスポットや放射能が集積する場所を発見しました」
すべてコントロールされているのか?
「残念ながらアウト・オヴ・コントロール…」
「…ですから放射能は環境に漏れ、汚染が毎日広がっている状況です」

双葉町は 福島第一原発と目と鼻の先にある
特別許可を得て 数時間だけ滞在が許される
いわゆる“閉鎖区域”だここに住むこととは、
おそらく永遠に誰にも許されない町のキャッチフレーズは、
「原子力 明るい未来のエネルギー」
それは別の時代のことだった

元双葉町町長
井戸川克隆さん古いサムライの家系出身だ
五百年以上この地に続いた家系である
名誉 誠実 責任感が、家訓として代々伝えられてきた
「子孫の私は井戸川家の墓守です」
「ご先祖様の墓を守り世話をする義務があります」
「そして次の世代に伝えなければなりません」
「しかしこの状態では引き継ぐ人は誰もいません」
「一生の間 ご先祖さまに妻としての誇りを伝えたいと思ってました」
「それができないなんて胸が引き裂かれる思いです」
戦争、地震、津波を乗り越えた井戸川家の歴史が、今 双葉で終わろうとしている
「誰も原発事故の責任を取らない恥知らずばかりだ…」
「電気会社がこんなに勝手にふるまえるのは日本だけです」
「彼らは自分のことしか考えていません」
「政府はやりたい放題やらせ政治家は原発ロビーのいいなりです」
「それを世界中の人々に知っていただきたい」

京都大学の原子炉実験所
小出裕章と会える約束だ40年間
原子力物理を研究している小出氏は、
事故発生当時から福島の状況を見守っている
なぜ福島がコントロールされていないか彼は説明してくれた
「一号基から三号基の溶けた燃料がどこにあるのか誰もわかりません」
「けれど冷却は必要なので建て屋に送水を続けています」
「溶けた燃料のせいで水は汚染されます」
「建て屋は割れ目だらけなので地下水が流れ込みます」
「東電はこの水を循環させると言ってタンクに一時貯蔵しています」
「けれど全部の水は回収できません」
「原発敷地一帯が放射性の泥沼のような状態になってしまいました」
「周辺の井戸水からは高濃度の放射能が検出されました」
「もちろん一部は海に流れています」

全面水浸しのフロア
どこかこの下に溶けた燃料がある
最新ニュースによれば
井戸水から500万ベクレル/リットルのストロンチウムを発見していたことを東電は半年間隠していた
今でさえ毎日200トン以上の高濃度汚染した地下水が海に流れている
さらに回収される汚染水40万リットルを毎日タンクに貯蔵しないといけない
総量は今では四億リットルを超えた
ひどい事故も多い東電が経費を削減したタンクは放射能に耐えられず、始終水漏れをするからだ
「政府は これまで放出された放射能は、広島原爆たった168発分だと言っています」
「チェルノブイリの五分の一です」
「しかし福島からは常に汚染水が海に流れています」
「私はこれまで環境に放出された放射能は、チェルノブイリと同じ量だと思います」
「しかも福島は現在も進行中です」
しかし何故ここまで放っておかれたのか?
われわれは東京で馬渕澄夫を訪ねる
事故当時の大臣で事故応対担当官だった
事故発生後すぐ 東電が事故の大きさを隠ぺいしていると疑った
「汚染水が流出しているかと聞くと東電はしていないと答えました」
「地下水は? と聞くと心配する必要ないと東電は答えました」
「私は疑惑をもったので専門家に地下水の調査を命じました」
たちまち東電の嘘は明らかになった
馬渕が集めた企業や科学の専門家チームは、一日に10万リットルの地下水が、原発に向って流れることを突き止めた
原発で放射能汚染したその水が太平洋に流れる恐れがある
「早急に阻止しなければなりませんでした」
「時間がない」
「すぐに遮水壁を建設しなければ…」
事故発生から3ヵ月後の六月十四日
馬渕氏は記者会見を行なって、計画を発表する予定だった
原発地下に粘土製の遮水壁を建設する計画だ
しかし東電が反対した
ZDFは記者会見の前日に書かれた東電の機密書類を入手した

“現在有価証券報告書の監査期間中であり
会計監査人が建設の見積もりの記載を求める可能性が高い“
さらには:“…市場が厳しい反応を示すことになりかねない。
市場は当社が債務超過に一歩近づくと評価するだろう。
これは是非回避したい。
“裏で工作が行なわれ記者会見は立ち消えた
原発には今も遮水壁はない
「金を出したくなかったのですね」
「私はうるさく要求を続けたので間もなく解任されました」
「私を切れば 私だけでなく専門家チームも全員いなくなりますから」
舞台裏で糸を引く目に見えない強大な原発ロビーとは
企業、銀行、政治家、官僚、科学者、そしてマスコミから成る
この“原子力ムラ“に反抗すると首相でさえ退任に追い込まれる
彼に浴びせられた中傷は、後にすべて嘘だったことがわかった
事故から3年たった今、彼は批判の声をあげる
「背景にあったのは原子力ムラの要求です」
「菅直人を早急に首相の座からおろせという」
「陰謀でした」
「そう思っています」
そして原子力ムラは、この男を担ぎ出した
現在の首相安倍だ
2020年オリンピック開催地を選考する会場で、
安倍は日本の新たな信条を世界に向けて宣言した
「福島の心配をされる方もいらっしゃるようですが」
「現場はコントロールされていると保証させていただきましょう」
「現政権は原子力ムラの人員を諮問委員会に登用しています」
「新しい原発の建設を推進する人たちです」
「彼らは今 反撃を始めています」
とあるホテルで放射能汚染の専門家に会えることになった
大きな研究所の責任者だ
しかし大学やホテル、町の名は極秘だ
研究内容も放映できない、
素性がバレる手掛りは、いっさい放送しない約束だ
「去年の十月初旬までは普通に話すことができました」
「ところがその後 行政からの指示で、テレビに出たり マスコミと接触することを禁じられました」
「オリンピック開催地の選考で、安倍首相は宣言しました」
「“福島はコントロールされている”と」
「その後に出た指令で私たちは調査結果をマスコミに発表することを禁止されたのです」
「どのような調査なのですか?」
「福島第一原発事故後の現場のあらゆる基礎データです」
「私たちは現場でサンプル採取し汚染を検査しています」
「本当はコントロールなどされていません」
指示に従わなければ 予算は停止し同僚はみんな失業する
それを恐れている
「どっちみち日本のマスコミは、このテーマを避けてます」
と彼は言い足した

われわれを案内するのは、京大防災研究所の山敷庸亮氏
山敷氏たちは海や河川の放射能汚染を調査している
東電や政府の主張では 汚染は原発に隣接する水域に限定されている
山敷氏たちは仙台湾の海水と土を採取する
福島第一原発からは、80キロ離れている
原発から遠い場所の取材は、われわれにとって初めてではない
調査結果は衝撃的だった
「汚染は直接フォールアウトがあった所や原発が水漏れしている所だけだと最初は考えていました」
「しかし阿武隈川流域一帯が、汚染していることがわかったのです」
「私たちの試算では毎年10テラベクレルのセシウムが川から海に運ばれています」
「事故当初に原発から海に流出した量とほぼ同じです」
阿武隈川は原発から遠いだけに、この結果は衝撃的だ
それでも河床は高濃度のセシウムに汚染されているのだ
原因は 雨や雪が降下した放射性物質を洗い流すことだ
それが小川や支流に運ばれて、阿武隈川に集積する
そして川から海に注ぐ
つまり食物連鎖は 今後何十年もセシウム汚染され得るということだ
誰も注意しない汚染源から…
「この二、三年誰もこのテーマに注目しませんでした」
「国や地方行政は市町村の除染に夢中です」
「でも海に汚染が流出してることには、注意を払いません」
「この事実は無視されてるわけです」
日本政府は原発周辺の海では、漁業を禁止した
しかし80キロ北の海域は関係ない
一週間後 京都近畿大学で河口の泥土サンプル分析結果を山敷博士が見せてくれた
海流や地形に応じて太平洋のセシウム汚染レベルは異なるが、
場所によって汚染値は、はっきり上昇している
「状況はコントロールされてるのですか?」
「難しい質問ですね…」
「調査結果はいったん置きましょう」
「これは許容基準値の問題だからです」
「日本政府は基準値を改定しました」
「新しい基準値では8000Bq/Kg 以下は危険ではないんですよ」
「でも事故前の基準値は、100Bq/Kgでしたから驚きです」
「調査結果をもう一度確かめましょう」
「どれも8000ベクレル以下でしょう?」
「するとみんな大丈夫だと安心して、忘れてしまうのです」
「でも私とってこれは、とても高い汚染値です」
「人々はもっと注意するべきですね」
「誰もこの結果に注目しなければ、政府は何もしません」
こんな簡単なトリックで政府は窮地を脱しているのだ
許容基準値さえ引き上げれば、問題は解決し 対策もいらない
“臭いものにはフタ”というわけだ

畜産農家吉沢正巳さん牧場には350頭の牛がいる
視界には原発も見える閉鎖区域の端だ
かつて畜産は繁盛していた
しかし2011年3月の原子炉爆発で、すべては終わった
牛はもう売れないそのワケは…
「こういうところの草を食べてるから」
「放射能汚染した草を一年中食べている」
「そのせいで 皮膚に白斑が出るのだと思います」
「牛は外部被曝と内部被曝の両方をしてるんです」
「犬だって被曝してます」
吉沢さんは生き物を見捨てられず、
外からエサを入手して与えている-寄付金も寄せられるが牛には足りない…
牛たちを調査すれば、放射能の影響が突き止められる
すでに影響は確認できると、吉沢さんは信じている
「こんな風な…こういう斑点です」
「昔はなかったのですか?」
「40年牛を飼ってますが、こういうのは初めてです」
「原因は何でしょう?」
「獣医も皮膚病ではないと言いました」
「皮膚病ではないのに、こういう白斑が出るんです」
「どうしてなのか、私にはわかりません」
「昔から牛を飼ってますが…」
「こんなことは初めてです」
「放射能の影響を考慮せずには、原因は突き止められません」
近所の農家の家畜にも同じナゾの現象が現われている
行政から検査チームが派遣された
その結果 緊急指示が出た
「政府は 二度検査を行ないました」
「科学者がたくさん来て何もかも調べました」
「その結果 殺処分せよという指示が出たんです」
「生かしておくと困ることになるから、だから殺処分しろと」
「でも私は殺しません」
「政府が牛が生きていると困るのは、証拠が残るからだと思います」
「だから牛を処分しろと」
しかし汚染しているのは、牛だけではない

2013年6月21日金曜日

NHKクローズアップ現代「“世界最高”の安全は実現できるのか」

【NHKクローズアップ現代「“世界最高”の安全は実現できるのか」】

原発再稼動を審査する基準が策定された。
世界最高と自画自賛をするが・・・・・

難燃でないと、火災になった時、過酷事故の原因になるという制御や電源のケーブルを一つの例にとり、「2000kmもあるので審査をするにしても、たった80人の規制庁では審査できない」という原子力規制委員会の言葉をさらりと無批判に伝えるNHK。
そして、「電力会社が自らの責任で・・・」とあらぬ方向に話を誘導する。
電力会社の自己責任なら、法体系そのものが崩れる。人員を徹底的に増やし、絶対に欠陥を見逃さず、原子力規制委員会と規制庁の責任でもって、本当に原発は 何万年何十万年規模の地震津波が来ても、どんな人為ミスをしても、絶対に原発事故は起きないようチェックする体制を整えるべき、と言うべきだ。官僚はもう 逃げ始めている。

もちろんそんな地震津波対策をしたら、原発は経済論理破綻し、原発そのものがもう廃炉になってしまうが。

NHKのクローズアップ現代の番組紹介ページにも「100%の安全がない」と書いている。
しかし、日本を滅ぼしかねない原発だけは100%の安全でなければ、認められない、と思うのが当然ではないか。
もう廃炉しかないと、基準は引導を与えているのだろう。

2013年5月9日木曜日

放射能被害資料:チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト

福島第一原発による放射の被害は近辺のみならず、世界中に広がったが、健康被害が深刻なのは政府は一切発表しません。さらに大手メディアの取り上げ方は消極的かつ情緒的で、本来のジャーナリズムの役割を果たしていません。

そんななか、有意の在野のひとたちの努力によって、被害が深刻化する前になんとかこれまでにわかった放射能被害の実態を明らかにして、少しでも早くいまなお空間線量が高く、土壌放射能が深刻な地域に住まう人たちを、救う一助にしようという動きが顕在化しています。

その中の重要なものを紹介していきたいと思います。

まず、チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクトを紹介します。

まえがきから
「本書執筆の第一の目的は、チェルノブイリ大惨事の影響を観察し、記録によって証拠づけた研究者の研究成果を、簡潔かつ系統立った形で提示することにある。」

http://chernobyl25.blogspot.jp/p/blog-page_4027.html

2013年4月9日火曜日

無批判なNHKの報道姿勢(瀬戸大橋亀裂・笹子トンネル事故報道での検証)

最近のNHの記事は批判がなく、政治や社会の出来事についての結果を「しかたがない論調」でまとめている。
これは本来の報道の在り方を大きく歪めている。社会を変えるためには強いムーブメントが必要で、のために社会現象や事件あるいは政治のとっかかりの時点で、強い警告、そして継続的な啓発が必要である。
実際にやっていることはこの逆である。
瀬戸大橋の金属疲労による亀裂の記事を例にとりあげよう。

ここでは「開通当初は想定されていなかった」「ただちに支障はない」「すぐ下に鉄道が走っているため簡単には補修できず」「当時、道路橋では、金属疲労による亀裂は起きないだろうという考えが一般的だったので、配慮はされていなかった。」と無批判当事者のコメントだけが羅列されており、ジャーナリストとしての姿勢が見えてこない。

最近笹子トンネル天井板落下事故があったばかりで、この事故についてはすでに4か月が経過しているにも関わらず、いまだに正式な報告と対策結果がなされていない。

国交省のHPには事故検討委員会の議論経過が報告されている。
トンネル事故の原因と目されている、吊りボルトの接着材アンカーについて、すでに2006年米国で事故が起きていることが報告されているので、本来すぐにでも報道し、関連あるアンカーの総点検を促すべきである。
これは官公庁ばかりでなく、民間でも膨大に使われている材料だ。その後にも使われて続けられていないか、現在は大丈夫か、過去の物件の対策は必要ないのか、そういう意味で「正しく怖れる」ことが大事なのだ。

NHKは、官僚や特殊法人・もと特殊法人などの大本営発表を、無批判に報道する姿勢をすぐにあらためよ。

2013年2月23日土曜日

米国人が語る原爆投下の酷さ

日本人は「原爆がいかに悲惨か、そして戦争とはいえなんでもやってもいいのではない」と主張することは少ない。これは日本軍だけにその責任を転嫁した自虐的戦後の教育やマスゴミと言われる米国にすり寄った日本の報道機関のプロパガンダのせいだ。

しかし、以下のように、その大義名分がないこと、また日本人やアジア人を蔑視する白人至上主義にその行為を至らしめた原因が見られる。

このように悲惨で残酷な核兵器は、いまだに世界に人類を200回も滅亡させることのできる核兵器が存在しているのは、この事実を直視しないからだ。戦勝国は核兵器を持つ権利があるという、誤った考えを改めない限り、いつ突発的に人類が滅亡する事態になってもおかしくない。
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「いかなる詭弁を用いようと、原爆投下の主目的が、戦闘員ではなく女子供老人などの非戦闘員の殺傷であったことを否定することはできない。そもそもアメリカは日本を挑発しなければ決して真珠湾を攻撃されることはなかっただろう。」
―――ハーバート・フーバー 第31代アメリカ合衆国大統領

「この数年公開された外交文書と当時の米政府高官の日記の詳細な分析により、なぜアメリカが原爆を使用したかが増々明確になってきた。日本本土侵攻を避け る為にも早期終戦にも原爆は必要なかったこと、原爆以外の容易な外交的手段がありトルーマンはそれを知っていたこと、原爆はアメリカの若者50万人の命を 救ったというこけの生えた主張に全く根拠がない、という点で我々研究者達の意見は一致した。」
―――J・サミュエル・ウォーカー アメリカの保守派論客にして 米原子力制御委員会 主席歴史著述者

「日本がソ連に和平仲介を頼んだと知った1945年6月、私は参謀達に、戦争は終わりだ、と告げた。ところがワシントンのトルーマン政権は突如日本に原爆を投下した。私は投下のニュースを聞いたとき激怒した。」
―――連合国軍総司令官 ダグラス・マッカーサー

「ドイツがアメリカに原爆を落としたとしましょう。その後ドイツが戦争に負けたとします。その場合我々アメリカ国民の誰が”原爆投下を戦争犯罪とし、首謀 者を極刑に処す”ことに異議を唱えるでしょうか?原爆投下は外交的にも人道的にも人類史上最悪の失敗だったのです。」 ―――マンハッタン計画参画の科学者 レオ・シラード

「アメリカはこの戦争を外交的手段で終了させられた。原爆投下は不要だった。日本の犠牲はあまりにも不必要に巨大すぎた。私は東京大空襲において、同僚達 と、いかにして日本の民間人を効率的に殺傷できるか計画した。その結果一晩で女子供などの非戦闘員を10万人焼き殺したのである。もし戦争に負けていれば 私は間違いなく戦争犯罪人となっていただろう。では、アメリカが勝ったから、それらの行為は正当化されるのか??我々は戦争犯罪を行ったんだ。一体全体ど うして、日本の67の主要都市を爆撃し、広島・長崎まで原爆で、アメリカが破滅させ虐殺する必要があったというのか。」
―――ロバート・マクナマラ ケネディ政権国務大臣 元世界銀行総裁

「日本上空の偵察で米軍は、日本に戦争継続能力がないことを知っていた。また天皇の地位保全さえ認めれば、実際原爆投下後もアメリカはそれを認めたのだ が、日本は降伏する用意があることも知っていた。だがトルーマン大統領はそれを知っていながら無視した。ソ連に和平仲介を日本が依頼したことも彼は無視し た。この野蛮な爆弾を日本に投下したことは、なんの意味を持たなかった。海上封鎖は十分な効果を挙げていた。この新兵器を爆弾、と呼ぶことは誤りである。 これは爆弾でもなければ
爆発物でもない。これは”毒物”である。恐ろしい放射能による被害が、爆発による殺傷力をはるかに超えたものなのだ。アメリカは原爆を投下したことで、中 世の虐殺にまみれた暗黒時代の倫理基準を採用したことになる。私はこのような戦い方を訓練されていないし、女子供を虐殺して戦争に勝ったということはでき ない!」 ―――ウイリアム・ダニエル・リーヒ 米海軍提督、
大統領主席補佐官

「広島に投じられた一発目の原爆は全く不必要な実験だった。なぜこのようなひどい爆弾を、世界に誇示するためだけに使用する必要があったのか??」 ―――ウイリアム・ハルゼー 米海軍提督

「原爆投下は、米国兵士の命を救うためには全く必要のないものだった。我々は日本に原爆を投下する必要はなかった。」
―――アイゼンハワー 米第34代大統領 連合国軍総司令官

「ポツダム宣言は、原爆が何なのかを明確に日本に、世界に伝えることもせず、一般的な修辞句をならべただけの、全くの偽善でしかなかった。私は原爆が正しく使われたとはまったく思っていない。」 ―――オッペンハイマー

「原爆投下がなくても、ソ連の参戦がなくても、アメリカの本土上陸がなくても、日本は1945年12月31日までに確実に、そして非常に高い確率で、九州 上陸作戦開始日である、1945年11月1日までに、降伏していたであろう。」 ―――米戦略爆撃調査団報告書 1946年

「オッペンハイマーはここにいる間中、いつも”自分の手は血まみれだ”と私に言い続けてきた。」
「これ以上日本の子ども達を殺すなど、恐ろしいことだ!・・・頭痛がする。肉体的にか、それとも精神的にか?・・・両方だ」
―――ハリー・S・トルーマン 1945年8月9日 長崎原爆投下の日に

「私はトルーマンに、広島の破壊を示す写真を示した。大統領は、それを見て、我々が負わなければならない恐るべき責任について、私に吐露した。」 ―――ヘンリー・スティムソン 米陸軍長官

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1429090869

2013年2月21日木曜日

非正規雇用問題

【ニュース観望】
ローソンがデフレ脱却を目指して賃上げを宣言したのは、多少出来レースっぽかったのを除いても、アピール効果はあった。

しかしその内容を見ると、約20万人のうちの正社員約3300人だけというのだから、片手落ちもいいところだ。92.5%の約18万5000人も非正規雇用者がいるのも驚きだが、その賃金に言及せずして胸を張って「デフレ対策」と誇らしく言う新浪社長の神経が理解できない。

下がり続ける雇用者の賃金にが「デフレ」の元凶であることが、喧伝されるようになったのは好ましいことだが、非正規雇用者が目に見えないがごときの発言が繰り返されれば、非正規雇用の問題はトーンダウンし、今後も対策からは遠のくであろう。本来取り組むべき連合があえて目を向けないのは、差別といってもいいだろう。

景気のみならず、結婚率低下、少子化、高齢者問題引いては日本社会の縮小化の加速など、根源的な問題が多く内蔵されていることを考えれば、今真っ先に政府はこの問題を取り上げ、解決の道筋に向かわなくてはならない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/maeyatsuyoshi/20130220-00023558/