今回も建築というより工作物だがお許し願いたい。
写真は大阪の神社の池。
そもそも池は人工的に作ったものではなく、昔からそこにある景観である。
おそらく管理上からネットを設けたと思われるが、著しく景観を傷つけ、心理的にも、歴史・地理・文化的にも、すべてにおいてこれを見た人の心は傷つくであろう。
手間をかける、手入れをするなど物や環境を大事にする心がどんどん失われていくのだろうか。すべて「面倒だから」という気持ちから来ている。
自然を大事にすることにより人間の心に訴えるものがなければならない神社が、あろうことか「管理」「面倒」を優先してしまっている。まったく憂えるべきことである。
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