2011年8月30日火曜日

既得権益勢力の政治体制支配(8/30連続ツイート)

野田政権が発足しました。
「代表選後はノーサイド(敵味方の感情を白紙に戻して融和を図ろう)」と発言し、菅政権時の露骨な小沢氏とその支持者はずしを反省したかの弁をしました。

実は菅政権誕生時にも菅氏は全く同じことを言っていて、実際の行動は酷いものだったので、小沢氏は実際の行動を見てから判断すると、距離を置いた対応をしています。

新聞テレビ漬けの一般的日本人は、すっかり「政治とカネ」の宣伝(=洗脳)が行きとどいていて、小沢一郎氏=悪人というイメージが定着しています。これは全くのでたらめであることは、報道がおかしいぞと感じている「自立人」(=自ら情報を集めて、何が正しいかを自分で見極める人)は知っています。

なぜ大メディアが「報道する」という社会的役割を捻じ曲げてもそうするのか、という事は論じると長くなるのですが、端的に言えば『国民の利益より自分たちの利益』を優先しているのが理由です。

民主党政権誕生で国民的期待が高まってから、いったい何が起きたのでしょう。大増税路線の野田政権誕生で一番喜んでいる財界・官僚・大メディアの側から見ての流れを振り返ってみました。(事実の間にはつなぎとしての「推定」が含まれています)
**********************************************************************************
①日本の政治体制を支配する官僚・財界・大メディアとこれに取り込まれ利益享受の政治屋の連合体はもう怖いものなし。日本を自分たちの都合で好きなようにできる。特に肝心なのは国民が大メディアの操作する通りに動いてくれるかどうか、ここが一番のポイント。 

②ところが2009の総選挙は小沢一郎を悪人に仕立て上げ、秘書を起訴まで追い込んだが結局のところ、自民党のあまりにふがいなさに民主党圧勝で政権交代してしまった。官僚・財界・大メディアは操作できないこの政権に困った。米の協力を得て普天間基地で鳩山政権を追込む作戦

③米の協力で鳩山政権を追い込むのに成功した既得権益連合は政権交代前に綿密な作戦を練った。これが次政権を目される菅氏の取り込みだ。小沢マニフェストを継承するふりをして交代後に消費増税を言わせよう。さりげなく小沢氏を排除しよう。こうして誕生した菅政権はそれを実行

④参院選は案の定、民主党惨敗だったが、かえって自公の発言力が増して都合がいい。ところが菅氏の変身ぶりに気が付き代表選に立候補した小沢氏の行動に焦った。ここは大メディア得意の「政治とカネ」プロパガンダに頼り、民主党員工作で全力を挙げ、なんとか菅氏が当選。

⑤その後も菅政権は小沢氏排除、マニフェスト改変を忠実に実行。ここで次なる問題が。それは2011統一地方選。名古屋の河村氏と大阪の橋下氏が圧倒的人気で国民の為の政治をしようとしている。これと小沢氏の政治理念は全く一致するので、このうねりが全国を席捲しそうだ。

⑥ところが地方からの「国民の為の政治」の流れを一変する出来事が起きた。3.11東日本大震災とそれに続く原発事故だ。「国民の為の政治」旋風の火は消えた。偶然かどうか誠に既得権益には都合がよかった。菅氏は災害・事故対応を誤り、自滅するのも時間の問題だった。

⑦そんな時菅氏はあらぬことを口走った。浜岡原発を止めろ。発送電分離だ。再生可能エネルギーだ。脱原発だ。無能とはいえ総理が口走ったことは重い。それに逆に支持率も上がってきた。なんとか辞めさせないと。そして野田・仙石・岡田・玄葉ら現執行部上げて総理を引ずり下した

⑧次は誰にしよう。もう民主党の操り方も手慣れてきたので、うまい作戦がある。増税を掲げる野田氏は表向き評判悪いので、前原氏を当て馬にしよう。ぎりぎりまで立候補を明言せず、満を持して立候補した形にしよう。小沢氏勢力は前原氏の違法献金問題に焦点をあて勝てると油断

⑨直前に暴力団に関連した事件をクローズアップさせれば、相手はさらに有利と油断する。その間官界財界全力を挙げて野田氏集票をし、大メディアにはさらに相手が油断するべく、野田氏は不利とでも書いてもらおう。当日野田氏はこの工作が功を奏して100を超える票を集めた

⑩勝った!もうこれで野田政権は誕生したも同然だ。前原氏も健闘してくれた。鹿野氏は押さえてある。増税を公約にしたので、これで堂々と進めていける。あとはいかにして国民を「増税もやむを得ない」という空気にしていくかだ。頼むよ、大メディアさん(笑)※フィクションです

0 件のコメント:

コメントを投稿