2010年7月19日月曜日

がんばれ、みんな

世の中には60%の頑張って働いている人がいる。でもその人は世渡り下手なので、いい暮らしどころか、明日の仕事にすら不安を抱いている。
他の職業のかたは?
公務員:雇用は超安定だ。目立たないよう当り障りのないよう、ひたすら日々をこなしていけば、手厚い恩給と幸せな老後が待っている。日本をなんとかしよう、地方をなんとかしようなどとあまり考えない。
大企業社長:自分の身は安泰なので当らず障らず。大企業の役員や管理職:株価が値下がりしないよう、短期的な収益をなんとかよくしようと下のものをこき使い、自分の保身を考えておる。
政治家:本当ならなんとかして、日本の閉塞状態を脱却する政策を実行しなくてはならないが、長期的なビジョンはおろか政策論議すら進めようとせず、他の党をこきおろし、議席を確保することばかり考えている。
普通の自営業者:なんとか社員の雇用を確保しよう、仕事が切れないようぎりぎりのコストで頑張っているが、取引先企業(主に大企業)の一言で息も絶え絶えになる。
先端的自営業:いわゆるベンチャーであるが、資本がなかなか集まりにくいので、四苦八苦。挙句の果て庇を貸して母屋を乗っ取られることが多い。銀行など機関投資家は乗っ取った後、とにかく収益を上げさせるべく内容はわからないのに、あれこれ難癖をつけ、角を矯めて牛を殺すような行動をする。
銀行:本来は事業の内容を理解し社長の人柄を熟知して企業を育てるのだが、目先の収益だけを気にして疑心暗擬に陥り、投資回収だけを目的に活動している。
詐欺まがい自営業:論外だが常に一定割合いる。この世の中を利用しつつ、ひと稼ぎしようとあの手この手を考えている。
ホームレス:人に害を与えないよう、ささやかに都会で自給自足で生きていくも、知らず知らず人に迷惑がられてしまう。自然の中で暮らしていればもっと幸せかもしれない。
普通の資産家:なんとか家賃・地代だけで楽な暮らしができたのに、最近は空き家も多く建物も償却していないのに返済がかなり負担になってきた。
超資産家:不動産は目減りしてきたが、相場にかなり影響力があるので、巧みに資産運用をして、株価や為替相場の上下だけで資産を増やす。国やブラックな世界に影響力があるので、情報を得ることは朝飯前。
志のある人はお金も力もなく、社会をなんとかしなければならない役割を持っている人は目先のことばかり考えている。
閉塞状態を打破できるのは、やはり社会に大きな役割を果たしている大企業だ。自らの社会的役割を自覚し、投資家の方ばかり向くのではなく「社員のしあわせ」を第一に考えてほしい。
銀行は本当に志のある企業家を育てるのが大事で、目先の収益ばかり追わないでほしい。
明治の企業家「渋沢栄一」をみよ!
「日本」のために一肌脱いでほしい。

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