2013年2月16日土曜日

「シェーナウの想い」と脱原発市民投票

2月11日、みんなで決めよう「原発」国民投票・東海有志の主催で

シェーナウの想い」鑑賞&勉強会

が開催され、河村市長はじめ10名くらいの市会議員はじめ市民の方々が参加されました。

南 ドイツの人口2500人の町が、チェルノブイリ原発事故をきっかけに脱原発を目指すため、ついに原発を推進する電力会社から離脱して、自らクリーンエネル ギーやコージェネによる発電を目指す電力会社を立ち上げた。いまやドイツ全土に供給範囲を広げ、ドイツの脱原発シフトを推進させた大きな市民運動の足跡を 記録した映画です。

シェーナウの想い先の衆院選で敗北感を味わった身としては、大変感銘深く、そして運動の進め方、周囲の人々に理解し賛同してもらう方法論など、たくさん参考になることがありました。

それは稿をあらためるとして、実はこの日参加した河村市長から、とても画期的な”決意”が飛び出しました。

きっかけは主催者の「みんなで決めよう『原発』国民投票の事務局長 今井一氏から、自ら進められている運動について解説があり、その後で飛び出した当会のメンバーからの質疑から始まりました。

Q「今井氏から紹介があったように、東京・大阪・徳島など原発市民(都民)投票要求の署名が集まりながら、実現を阻んでいる議会の呪縛から逃れるために『実施必至型市民投票条例』を制定する方法があります。河村市長はこれについて名古屋市で前向きに取り組んでいただくことはできませんか」

市長回答「そんな方法があるならやりたいが、現在少数与党なので単独では無理。あえて否決させる手もあるが・・・」

Q「是非今度の市長選の公約にして、当選すれば他党が反対しにくい」

とのダメ押しの押し付けがましい質疑に、なんと前向きになっていただけました!
公式にはまだ紆余曲折があるかもしれませんが、全国初の「脱原発」市民投票に一歩近づいた思いです。

ぜひこの新しい流れにご注目ください。

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