2012年2月27日月曜日

シリア報道の偏向を続けるメディア

NHKのきょうのニュース「シリアで国民投票 弾圧は続く」

しかし一方でこんな情報もあり、以下のように欧米メディアの偏向を伝えています。
【転載】
[欧米メディアの偏向・捏造報道]
デモ参加者の数を大げさに書くのはまだかわいい方で、とにかくその偏向ぶりは目に余る。もちろん国営通信の報道も、政府に都合の良いニュースしか流さないが、アルジャジーラやアルアラビーヤなどは完全な工作機関。

5月頃、豪ABCが、ロイターの報道姿勢に疑問を呈し、質問状を送りつけた。その回答でロイターは、反政府派の動画を事実なのか検証せずに流し、捏造だった場合は後でこっそり削除していたことを認めた。ドイツのメディアもイラクでの虐殺動画をシリアで撮影と嘘の報道(後で間違いだったと認めたが…)
このように、デモ初期段階から欧米の偏向報道は知られていたにも関わらず、その後もいっこうに偏向・捏造報道は止まず、もともとアメリカ寄りの報道しか流さない日本のメディアも同様で、それを鵜呑みにする輩の多いこと!(イラクの大量破壊兵器で経験済みなのに…)

中東専門家を名乗る、元外交官というのがウリのブロガーは、アルジャジーラとクドゥス・アラビーの記事を鵜呑みにして(インターネット時代なのだから、各国のニュースが読めるだろうに…)、シリア政府=国民を弾圧するどうしもようもない政府と決めつけ、偏った意見しか書かない。「専門家」を名乗るなら、もうちょっと情報を精査しろ!
自称・ジャーナリストのブロガーも、デモ発生当初から反政府派に肩入れした意見しか書かない。しかも「軍が寝返った」といった反政府派が流すガセを信じてはしゃぐような輩。明らかな捏造写真を信じて掲載しているし…恥ずかしくないのかね?

年が明けて、少しは欧米の報道に疑問を持つ人々が出始めたが(欧米が言うように政府が国民を殺しまくっているのなら、大統領の支持率が下がらないのはおかしいでしょ)、様々な情報に目を通して判断しているなぁと思わせる人は、ほんの数人。
捏造、偏向報道の数々…

・報道で流れる死者の数は、反政府派が流す情報のみで語られる。しかもその情報も「目撃者」を名乗る人物の証言のみ。そもそもシリア人権監視団なる組織そのものが実態のない幽霊団体。
・現在のシリアに於ける犠牲者は、大半が反政府派のテロ攻撃によるもの。あとは政府軍と反政府派の戦闘で亡くなったテロリストと軍の殉職者なのだが、欧米の報道ではその全てが政府の弾圧の死者数として報告される。
・政府軍は軍事地帯宣言をした後に攻撃に移っており、一般市民はとうに避難しているわけで、その戦闘で亡くなる人物は武装集団の一員なのだが、「市民の犠牲者」とカウントされる。
・密入国して、反政府派武装集団と行動を共にして亡くなったジャーナリストを悲劇のヒーローに仕立てる。
・デモ参加者数が、その地域の全人口よりも多い。広場に集まったデモ隊の数は、少なく見積もっても1㎡あたり150人いた計算になる。オイオイ…
・反政府デモの動画をアルジャジーラが高く買ってくれるので、30分ほどデモのまねごとをして、動画だけ撮って解散するようなデモが多かった。
・政府支持のデモの動画をコンピュータ処理して反政府デモのように見せかけていた。
・過去のイラクやパレスチナでの虐殺写真を、シリアで撮影したとして掲載。
・寝返って「自由シリア軍」にいるはずの男が、市民を弾圧する政府軍の一員としてビデオに映っている。しかも軍人のすぐ近くで手ぶれもなく撮影されている…
・国際的な人権団体も、少女が政府に惨殺されたなどという嘘の情報を流す。惨殺されたはずの少女がテレビに登場して証言。
【転載終了】

2つの情報が相反する場合、どちらが正しいのか比較しなければならないが、欧米メディアがこれらの情報を無視し弁明しないことから考えてのが、偏向しているのを反論できないと考えるのが自然であります。

NHKは国民から受信料を徴収していますので、国民に対して真実を伝える義務があります。にもかかわらず、まったく一方的であり、「良心」「報道倫理」「正義」というものを感じさせません。
冒頭の報道でもシリア情勢について、次のような表現をしています。

「市民の反発は強まる一方」「住宅地を無差別に砲撃」「民主化に取り組む姿勢を示すことで、内外の批判をかわそうというねらい」

この報道だけを見ている人は本当にそう思うでしょう。しかも日本の大手メディアはことごとくこの手の報道を繰り返しています。日本人は嘘を本当と信じてしまうのです。全く怖ろしい事態です。

なぜ偏向しているのかを素朴な人は疑問に思うでしょう。

それはわかりません。米がかつてのイラクのようにシリアのアサド大統領を武力で倒し、親米政権を樹立させたがっていると考えると、大手メディアはあえてその動きに同調している考えるほかありません。

その姿勢は、あたかもガキ大将が自分に従わない子供を屈服させるため、他の子を巻き込んでいじめているようです。子供の勢力争いならまだおとなは余裕がありますが、一国の国民の一人一人の「いのち」を思う時、覇権主義の大国も、その側にたって一方的報道をする大メディアも、残酷な行為に加担していると考えざるを得ません。

NHKにいいます。

国民の真実を知る権利の為に、社会正義の為に、真実の報道をせよ!

2012年2月22日水曜日

河村市長「南京大虐殺はなかった」発言波紋

2月20日、河村名古屋市長が定例記者会見で「南京大虐殺はなかったのではないか」と発言した(河村市長会見記事(中日新聞))ことがきっかけで、中国南京市から21日交流停止を発表されました。(中日新聞記事

南京大虐殺は以前は中国からと国内の一部マスコミや政治勢力から、さも事実であるかのような報道や発表がなされました。その後の各界からの研究や分析で、「証拠」として使われた写真が実際は内戦や軍閥同士の争いなど場面やときには合成写真も多かったのです。

いまではほとんど捏造とされていますが、この元になったのは、フリーメーソンと言われているアイリス・チャンの著作からで、意図的に作られ、また政治的に中国・アメリカから使われ、さらには朝日新聞など日本のマスコミからも、事実のように報道された経緯がありました。そのため日本でも一時は教科書でも取り上げられた位の悪影響がありました。

いまではそれが事実でなかった証拠はインターネットでそのことは簡単に手に入ります。
一例をあげます。「南京大虐殺は捏造だった/自虐史観払拭」

ではなぜいまだに中国はそれを言い続けるのでしょう。

それは日本人の感覚からは信じられないことですが、彼らは自国の利益を第一優先にして、有利な材料はたとえ嘘でも声高に言うのです。これは決して中国ばかりではなく、アメリカもロシアも韓国も、皆そうです。とくに領土がからむとそれがよくわかります。尖閣列島・竹島・北方領土など、最近の事件や出来事が表しています。

日本人は本当にひとがよく、隣人にはよき人間でありたい、礼節を持って接したい、と思うのをそのまま外交交渉でも右へならえをしてしまうのです。

天性の外交べたであるのは昔からです。それを良しとしてはいけません。策略にかかるからです。太平洋戦争開戦となった「真珠湾」も今ではルーズベルト大統領の思惑通りであったことがわかっています。二度とこのようなことがあってはいけないと思ったら、もっと「外交上手」にならなくてはいけません。

そうです、外交はよき隣人関係ではありません。いかに礼儀正しく自国の利益を主張するかです。「相手の気持ちを傷つけたらダメ」と思った時点でもう外交交渉は負けなんです。これは世界的ルール。負け犬であり続けるならそれでいいのですが、国民を不幸にしてはダメ。いい加減政治家も官僚も国民も気づいてほしいと思います。

河村市長は根がまっすぐで正直な人ですので、痛いほど気持ちはわかりますが、ぜひとも「南京大虐殺」は彼らの外交アイテムということを理解し、こちらからは白黒つけようとせず、言われたら礼節を持って反論する程度の「オトナ」の態度で付き合えばいいと思います。

2012年2月21日火曜日

「医は仁術」は遠くなりにけり

医療もビジネスの要素があるのは、ある程度はやむを得ません。
理想は「触診の技術を磨き、患者の全体を診て、見立てに関する知識を増やす事です。経営が苦しくとも、無駄な治療や検査はしない、余分な薬は出さない」ですが、高価な医療機械がないと、患者の入りが悪く、その返済をする為に、やはり収入と利益を考えてしまいます。

しかしそれも行き過ぎると、患者に少々の害がある可能性があっても、その道を選んでしまいます。
自己責任で医者を見る目を養いたいのですが、なんせ情報が少なすぎ、特に悪い医者の情報はなかなか入ってきません。今のところは医者がこういう行動に出たときに、迷わずセカンドオピニオンを利用するなど、さっさと医者を変えることです。

こんなことに合わない様に注意してください。
以下引用です。*******************************************************************************

「小児を向精神薬漬けに......」業界中が結託し肥大し続ける医療ビジネスの闇

2012年02月21日12時20分                     提供:日刊サイゾー

「とりあえず様子を見てみましょう。お薬を出しておきます」

 医師からこんな診断をされた経験は誰にでもあるだろう。ハッキリと治療の方向性を見いだせていないのに、薬だけはしっかり買わされるのだ。

「それは当然です。医療業界の仕事は学者に病気を認定させ、医者にそれを診断させる、そして薬を買ってもらう。このサイクルをたくさん増やすことなので」

 こう答えるのは、製薬会社の営業マンだったこともある元薬剤師だ。TPPを含めた医療制度の行く末には不安が多いが、現状でも「ずさんな診療による安易な薬の処方で国民は薬漬けにされている」という。

「特にひどいのが小児にまで投与されるようになっている向精神薬です。ちょっと悩みごとがあって落ち込んでいる程度でも病院に行けば1週間分の薬が処方されてしまいます。これは一部の権威ある連中がやたらと早期治療を促した結果」(同)

 元薬剤師は、過去に市民団体などが調査した結果として、日本うつ病学会理事の野村総一郎氏や、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター理事長の樋口輝彦氏ら、日本の精神科のトップが次々と製薬会社から「謝金」「講演料」などという名目で多額の謝礼を受け取っていたデータを並べた。

「こうした連中は国民のためでなく、製薬会社に飼われて都合のいいデータを出しているだけで、信頼性なんかありません。でも、これを政府は何かと制度改革の根拠とするので事態はどんどん悪化する。過去、高血圧の数値を10引き下げて薬の処方を増やしたり、糖尿病や高血圧の前提となるからと病気でもないメタボリック症候群も"要治療"に捻じ曲げたのがそれ」(同)

 メタボについては、基準を作成した医師たちの大半が製薬会社から寄付金を受けとったとされており、元薬剤師は「3年間でその総額は14億円に上る」と指摘する

 こうした製薬会社と学者の癒着は海外でも問題になっており、アメリカではすべての製薬会社と医療機器会社が医師らに10ドル以上の支払いをした場合は公表する「サンシャイン法」が来年度から施行される。

「でも、日本では取り締まるどころか昨年も国民医療費が増額されて、まさに医療業界の思うがまま」(同)

 過剰に病気診断させて薬代を稼いだ結果に起こるのは、国民の薬漬けである。元医師で現医療カウンセラーの野村高一氏も「何かあると予防ワクチンを打ってもらい、すぐに薬を処方されていますが、実際には患者の半数以上が投薬の必要性は低いケースです。震災時も、薬品が足りないという被災地の声を分析したら、大半が緊急性のない生活習慣病ばかりだった」と過剰投薬の傾向を危惧する。

 「国民の健康」を大義名分に不安をあおり、大量投薬で儲ける医療ビジネスの問題は、広告主に気を使ってかテレビなどメディアでも取り上げにくい議題だといわれる。

「それどころかテレビの健康番組でやたら国民の不安をあおっている有様。例えば『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(テレビ朝日系)は新日本製薬や小林製薬が番組スポンサー。視聴者を病院に走らせるための宣伝番組といえます」(野村氏)

 過剰な投薬が副作用による深刻な健康被害をもたらす可能性は長く指摘されてきたことだが、よほどの専門家でもなければ、どこまでが必要な治療・投薬かは判断がつかない。国もメディアも製薬会社も医者も信用できないのであれば、我々の健康は一体、誰が監督してくれるのだろう。
(文=和田修二)

2012年2月18日土曜日

Human Error 全国一斉100万人デモ

「Human Error 全国一斉100万人デモ」と銘打って、東日本大震災から1周年を機に脱原発デモが全国で一斉に繰り広げられます。

Frying Dutchman というバンドが京都の河原で演奏した映像がこの案内に添付されています。
語り風のボーカルで、切々と私たちに脱原発を訴えかける姿に感動しました。若者が頑張っている。でも私たち中高年は一体何をやっているんだ、と反省させられました。
http://fryingdutchman.jp/parade/

約20分の画像はそれだけで十分伝わってきますが、一つ一つのメッセージの重みに、思わず文字に書き起こし、自分への記録として残しておくことにしました。
以下とても長いのですが、掲載します。
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FRIING DUTCHMAN のメッセージ  Human Error 

 (オ、イェーイ。ヒューマンエラーだぜーっ!)
 人類ははるか昔、本当の時を奪われたせいで五感が低下し、テレパシーだとか想念の力とか、今とは想像をはるかに超えた別の次元のクリエイティブなテクノロジーを失ってしまったんだよ。
 いつの時代にも毒を持った悪いやつらがいて、その能力を独占する為に偽物の時間を作りだし、物質に頼る文明を発達させるために破壊という科学を生み出して、戸惑う人々に対して自分たちの身勝手なへ理屈を定義付ける為に宗教を操り、その裏でエネルギーを牛耳って、経済というお金のシステムを構築してきた代わりに、偉大な能力を失ってしまった。
 何千年もかけて遺伝子的に記憶障害がおこり、何度も何度も生まれ回って、完全にその能力を忘れてしまった俺達は記憶喪失なのだ。
 4次元の科学や哲学の話でファンタジーに興味のない奴には面倒くさがれるけど、まあ要するにお金を儲けるためにメディアを駆使し、人々をコントロールし騙して無責任に危ないものをいっぱい作ってきた奴らが、自然を愛し自然を育んで自然と共に生活してきた人たちに、長年にわたってものすごい苦痛を与えてきた事実が明らかになってくると、犠牲になってきた人たちの上に、電気という暮らしがあるんだよ。
 そしてパンドラの箱の底を覗くと、太陽光発電だとか無限エネルギーだとか、自然を壊さなくても自然を利用した技術が発達してて、今は原発でなくても十分電気を賄える時代なんだよー!しかも低コストで今ある原発を全て止めても、水力や火力をフル稼働するだけで賄えるんだよ。
 それを隠して騙す理由は、ものすごい利権がからんでいるのさ。カネだよカネ、末期的に狂っているのさ、こいつらは。
 原発を作るのに1兆円ほど援助金が国から電力会社に下りて、電力会社はターゲットを決めてその土地の人たちに近づいて、カネをばらまくんだよ。おっさんをキャバクラに連れてって、お年寄りを温泉旅行、接待接待接待、、、町が復興するよ、なんて子ども騙しな嘘ついて、反対派や推進派に人々の心をお金で引き裂いていくマニュアルがあって、海を売った漁師に莫大な漁業権を支払って、「安全」対策やら危ない秘密の実験やら、プロパガンダの広告費に莫大にかかっているお金は皆の税金だよ。
 そうやって59基ある日本の原発は作られてきたんだよ。体に50個以上の時限爆弾つけて生活しているのと同じで、一個でも爆発したらそこにはもう人が住めなくなるし、なんにも生息できなくなって、じわじわと汚染が拡がってゆく怖ろしいものが50個以上あるんだよ。いやなイメージだけど。核の平和利用の名のもとに核兵器を持ちたいがために、それだけ強行して作ってきたんだよ。
 中国電力は山口県上関町の田ノ浦の美しい海岸を埋め立てて、これから日本最大級の原発を2基作ろうとしてて、その対岸に住む祝島の人たちは30年も反対して「やめてくれ」って言って、生活をほっぽり出して必死に食い止めてきてるんだよ。豊かな自然と共にそこに皆ずっと住んで生活してるんだぜ。歴史もあって広大な自然が残っている、素晴らしいとこなんだぜ。そんなの全部無視して、強行しようとしているんだぜ。
 この期に及んで「福島原発とはうちは関係ありません」って言って、ついこないだまで毎日工事してたよ。おろかだよねー!今止まっている原発もまた「大丈夫だ」って再稼動しようとしてるし。何が大丈夫?ハーッ。お前の頭もメルトダウンしてるんじゃないかよ。末期的に気が狂ってるし。宗教よりきつい洗脳されているっていうか、自分たちで「安全安全」とほざいてきたその呪縛にかかっているよね。ホントにバカ!でもそのバカ野郎に騙されてきた俺たちもバカ野郎だし、完全に罠にはまっているぜ―っ。
 ツイッターやネットで原発反対している人の上げ足を取るようなレスポンス多いけど、そんな奴ほど薄っぺらく何にも実態わかってないし、情けなくなるぜ。
 そんな君たち、原発推進するなら、応援するなら、広島・長崎の原爆、第5福竜丸の被曝、1953年国連で核の平和利用のキャンペーンが始まり、その裏でソビエトとアメリカが冷戦下で核開発を競い合って、読売新聞・読売テレビの正力松太郎を介して、アメリカから日本に原発計画を薦められ、ウランが渡ってきたとこから日本に原発が誕生し、今に至るまで知ってから話してくれよ。気持ちは変わると思うぜーっ。
 原発によって社会全体に影響している負の連鎖なんて見えてきたら、吐き気がしちゃうよーっ! まともな心を持っていればね。
 テレビや新聞は騙すために使われているよ。特に日本はひどいよ。今のテレビの報道機関もひどすぎるね。プルトニウムの「プ」の字がやっと出始めたね。この世で一番危険な物質だよ。福島3号機は、関西電力で星野監督が出てたCMでおなじみの「プルサーマル」だよ。プルトニウムで発電してるやつさ。あれが爆発してるんだぜ。なのに次の日の新聞の一面は「計画停電」だったね。プロパガンダだぜ。自分たちの悪事を隠すために、一体どれだけの人たちを犠牲にするんだよ。ふざけんな、バカヤロー!
 プルトニウムは放射線とは比べちゃいけないよ。この物質を少しでも吸い込んだら全ての細胞やられちゃって、遺伝子もぶっ壊されちゃって、再生もできなくなるんだぜ。それが漏れているにも関わらず、長い間「プ」の字に触れない奴らの口癖は、「直ちに人体に影響はない」「直ちに人体に影響はない!」「直ちに人体に影響はない!!」今年の流行語大賞だぜ全く!一大殺人集団、組織犯罪だよ。
 原発に関してだけじゃなくても、しっかり情報公開していれば救えた命がもっとあったはずだよ。テレビ局イコール原発。このシステムがいかれてるぜ。 人の命をなんやと思っているんだ、このボケ!カス!
 まあそうやって人々を騙してきた奴らが、今何をやっているかって言うと、国民のことよりも、責任を逃れるために頭をフル回転させて、必死で言い訳考えているよ。おかしいよねーっ。それが奴らの仕事さ。「ヒューマンエラー」だぜーっ!もうバレバレだよ。全世界、全宇宙が見てるよ。
 この日本を襲ってきた痛みを日本人がどう乗り越えるか、注目しているよ。日本の若者がどう行動するか、アーティストやミュージシャンがこの痛みをどうアートに変えて訴ったえて思いを込めて乗り越えるのか、世界中の皆がみてるぜ。日本は一大事なんだよ。上げ足の取り合いをしている場合じゃねんだよ。もう寝てる場合じゃねんだよ。原発なんてもう時代遅れ。
 スウェーデンなんて「原発はもう破滅に向かっているから原発をやめますか」って。「やめたら初めのうちは苦労しますけど」と国民に真実を話したら、国民は「もうやめよう!」って、今もうとっくに原発なしでやってこうとしてるぜ。日本ももう自然エネルギーだけでやっていける技術は持っているんだよ!それを騙して、脅して、隠してるだけ。お金の為に。早く気付いておくれよ!どうしてそんな無関心でいてるのさ、ベイビーィ!
 青森県六ケ所村の核の再処理工場には、核の廃棄物用の3000トンのプールがあって、核の廃棄物がそこにあふれてて、埋めきれないから廃液を海に捨ててるんだぜ。信じられないだろ。それを皆に黙っているんだぜ。隠してるんだぜ。その工場が爆発したら、日本どころか地球が潰れるほどの核がそこにはあるんだよ。原発に関してだけでも、隠していることはたっぷりあるんだよ。
 この前の計画停電もひどかったよね。あれは国民に「原発が無かったら不便だとか困るんだ」とか、植えつけて、これからも原発を維持する為にわざとやっているんだよ。そんなことやっているせいで死人まで出たんだぜ。そんなことやらなくたってオール電化がはやっている位、日本の電気は余っているんだよ。
 みんなーっ、普通に考えたら日本は温泉大国で、そこら中に温泉があるだろ。温泉掘って地熱発電できるんだよ。日本は島国だから、潮の満ち引きを利用した、無限エネルギーも有効で、開発は進んでいるんだよ。送電線一つにしても、今使っている電線は発電所からそれぞれの家庭や施設やビルに届くまでに、ものすごい電気を垂れ流してるんだぜ。キミの家に届くまでものすごいロスがあるんだよ。今はほとんど電気が漏れない送電線が日本にはあるんだよ。日本人の技術はすごいんだぜ。
 いままでそんな危ないものに使ってきたお金があるんだったら、もうとっくに自然エネルギーだけでやっていけてるよーっ!
 なぜそうしないかって?「核兵器」と「カネ」だよ。薄汚いカネ。皆それにたかってるの。日本の電力は独占企業でそれ自体法律違反してるよ。みんな何のために税金払ってるんだよ。カネ、カネ、カネ、カネ、カネ、、、。お金も大事だけど、もっと大事なものあるよね。あるよねー。そこを忘れちゃいけないよ。

お金はあっても家は買うけど、HOMEは買えない。時計を買えても時間は買えないし、本は買えても知識は買えない。ベッドを買えても眠りは買えない。医者に診てもらうことはできても病は直らない。電気を買ったら自然が壊れちまったよ。

何かしてあげたいけどお金しか出せなくてもやもやしている人、いっぱいいると思う。お金を出すことは善意でいいことだけど、その出したお金が出したところにどういうふうに使われて、どう人の役に立つのかということまで考えて、義捐金を出している人は少ないね。ただもやもやした気持ちをお金ですっきりさせているだけで、無関心な人多いね。
 だから電気を民主化し、京都でいうと京都なんて掘ればどこでも温泉出てくるし、温泉掘って地熱発電にして、その地域の電力を賄えるシステムを作って、地域秘湯温泉なんて粋じゃない。そして京都はダムあるし、曇ったって大丈夫。雨なら今ある水力でこれ以上自然を壊さなくても、電力供給できると思わない?「エレクトリック・デモクラシー」さ。
 奴らの送電線を奪うんだ!もちろんそれをするには資本がいるし、徹底した議論も必要だし、義捐金や支援金や税金をどう使って具現化していくか、プロセスもしっかり公開して皆でやっていけたらいいよね。
 使い道がしっかり公表されて、有意義ならお金出す価値があると思うよ。義捐金詐欺があるくらいだし、大企業だからって信用しちゃいけないよ。大企業だからうまくごまかせるんだよ。こんなこと言いたくないけど、情けないけど、いまの日本じゃ信用できないね。
 原発はいままで俺たちの暮らしを支えてくれました。今まで実態を知らずに許してきました。本気で原発を設計してきたその危険性を一番わかっている技術者の人も、俺たちが遊んでいる間も、高い給料もらって必死で設計してくれたんじゃないかな。
 百歩譲って原発に感謝しようって気持はあるんだけど、騙されてきたんだし、やっぱり感謝できないよね。そして、後の何世代にもわたって禍根を残す汚れたものを、この国に作ってきた電力会社・原子力安全保安院・官僚・政府・財界のお偉いさん・大企業・マスメディア・御用学者、そしてそれらに関係する奴らの、お金という名の喜劇をこれ以上見るのは悲しすぎますが、この確信犯に目をそむけずに、真実の目でしっかりと追求し、それからどこへ向かってゆくべきなのか、真実を知ろうとする気持ちがあれば、クリエイティブなイメージが生まれ、具体的な提案を示すことができるし、何千年かけて失ったものを、また何千年かけて取り戻せるきっかけになるはずだよ。
 とにかくもう原発は必要ない!これ以上無関心で騙され続けたら、破滅するぞ!電気が足りる足りないの問題じゃねんだよ!電気が無くても生きていけるけど、自然が無ければ生きてけないだろ!
 取り返しのつかない事がもうすでに起こっているんだぜ!人間のエゴに巻き込まれた動物や植物たちにも迷惑どころの話じゃねーし。何が一番かわいそうかって?子供が一番かわいそうやろ!俺たちの未来なんだぞ。守ってやれなくってどうするんだよ!50年100年200年後の世界に、今のおれたちのこの時代を、ヒットラーと呼ばれてもおかしくないぜーっ!
 皆が事実に隠された真実を見れば、武器なんて物騒なものを持たなくても、一撃で世の中ひっくり返るんだよ!どんなに遠回りしたって、何度生まれ変わったって目指すところは一つ。愛だろ。愛だろ!愛だろーっ!きれいごとで話しているんじゃないんだよ。愛なんだよー。「Love」って言ってみろよ!「愛」って言ってみろよ!「Love」って言ってみろよ!「愛」って言ってみろよ、バカヤロー!誰が「バカヤロー」って叫ぶんだ。バカヤロー、バカヤロー。バッキャロー!バカヤロー!バカ・ヤロー!バカ・ヤロー!気づいた奴から声を上げろ!立ち上がれ!原発絶対反対!原発絶対反対!原発絶対反対!原発絶対反対!原発絶対反対!直ちに全廃せよ!(19:47)

2012年2月10日金曜日

破綻といういけにえを求める「金貸し」システム

2007年から2008年にかけてサブプライムローンから始まったリーマンショック、そして続くギリシャ財務問題から始まったユーロ危機は、いまや国際金融資本がギャンブルによって、実体経済に悪影響を及ぼすのを余すことなく、世界に知らしめている。

「経済は難しい」と避けてはいられない。人々が経済になすがままされているのをいいことに、一部の国際金融資本は荒稼ぎをしている。彼らは「コト」が起きないと儲からない。破綻でも戦争でもいい。平穏無事な状態は儲けるチャンスがないのである。

いまや国家を相手に金を貸し、破綻へと追いやろうとしている。国家はそもそも国民の生命財産を守る責任があるが、破綻したらそれもできなくなる。ゆゆしき問題なのだ。

そもそもお金は物々交換をもっと便利にする機能を持っているので、人間に役に立つよくできたシステムだ。ところが金融=金貸しがこれを儲けの手段にしたとたん、悪魔の道具へと変貌した。

なぜか。食糧・物品など交換に値する取引の財は有限なので、それに相当するお金はある程度一定である必要がある。ところが金利を必要とする「金貸し」は現在ある以上のお金を要求するので、借りた人は皆が保有する一定のお金から、その金利分を自ら余分に保有し返済しなければならない。高度成長で昨年より今年の方が財貨=お金が増えればそれもできる。ところが安定期=経済停滞期に入って、一定の財貨しかない場合、金利分を稼ごうとするとお金の奪い合いになる。そして誰かが破綻することになる。椅子取りゲームの原理だ。常にいけにえを要求する仕組みが金貸しの基本原理なのだ。

今の日本のように深刻なデフレが何年も継続しているような場合はなおさらなのである。
デフレとは「お金」が一番価値のある状態なので、上記の椅子取りゲームはより深刻になる。

欧米など先進国も似た状態である。モノはあふれかえっている。成長神話はもはや過去のものだ。BRICSと呼ばれる国はやや遅れて発展しようとしている。また発展途上国などは確かにモノがない状態なので、そこだけは「可能性」があるように見える。こうした国に資本が移動し、さらにこれを材料に金融資本が獲物を求めて移動する。金貸しはそれが目的化しているため、稼げればなんでもいい、いずれ破綻が見えていても、他の人が気づく前に逃げればいいだけである。

個人や企業だけ相手にしていれば、まだ自己責任と傍観できた。ところが「国債」を道具に国家まで金貸しの対象にしてきたから、放置できなくなった。

彼らがなぜ国家に金を貸す位の莫大なお金を工面できたか。それは無から有を産む「錬金術」がそれを可能にした。ない金をあるようにみせかけるそのことそのものが、もっとも問題にしなければならないことなのだ。それは「信用」という名で呼ばれるが、格付け機関をはじめそれが捏造される危険性(実はそれこそが最も端的にあくどい儲けができる方法だが)があるのだ。もうこうなったらほとんど詐欺にひとしい。

「お金のできる仕組み」の動画を参照→ http://www.youtube.com/watch?v=iqlxMp3dR7Q&feature=player_embedded

マネーシステム①お金が作られる瞬間:銀行でローンを申込み承認されたら、お金が創造されたことになる。借りた3000万円は銀行が保有していたお金ではない。住宅会社の口座のデータに3000万円が追加されただけである。マクロでみれば日本のお金が3000万円増えたということ。

マネーシステム②借りたお金は利息を付けて返済されねばならない。借りた額面はバーチャルで、返済されたとたん消滅するが、利息分はリアル。借りた人はいずれは何らかの形で社会から奪わねばならない。インフレの時はたやすいが、デフレの時は競争は激化。誰かが破産することになる。

マネーシステム③諸悪の根源は利息。近代まではイスラム教でもキリスト教でも高利貸しは禁止されていた。しかも一応実預金の1割は残さなければならないが、信用創造でリアルなお金の9倍までバーチャルに生み出せる。一般の人々だけでなく銀行そのものも収益を求めて、金融商品をあさる。

マネーシステム④その結果がリーマンショックであり、ユーロ危機である。国の借金が国債。国は税金を担保にお金を借りる。将来税金が増えればいいがそんな時代ではない。国も破綻。本来国は国民の生命財産を守る責任がある。その国が破綻するような仕組みがマネーシステム。

マネーシステム⑤結局「マネーシステムとは破産を求めてどこまでもうごめくシステムなのである。個人・会社・財団・国であろうがなんでもいい。その結果誰かが「金利」「投資収益」という形で財産が増えるが、その分誰かが破産する。仕組み上財産の多い人間がさらにその収益を積み増すことになる。

マネーシステム⑥アメリカのデモは単なる貧民のデモではない。マネーシステムの象徴であるウォール街で行動することで、この破綻創造システムに反対する若者やインテリが主として行動している。リアルなお金は有用だが、バーチャルな信用創造=破綻創造が世界中の不幸を餌食にしてうごめく怪物だ。

マネーシステム⑦この怪物の元締めが世に言う中央銀行であり、さらにIMFも犠牲者を「国」単位で求めて、破綻した国を事実上支配する。世界中の人や国を破綻させ、すべてを支配すれば目的を達する。すなわち全ての人・資産・資源が「元締めの財産」を着々と増やすべく「管理」されるのである。

マネーシステム⑧政府がいまだに「経済成長」を前提に政策を決めているのは、成長なくしてマネーシステムが成り立たないからである。理由はこれまでの通り、ゼロ成長を前提にすると金利分は、経済システムの何処からも得られないからである。金利分が破綻分である。

マネーシステム⑨日本は完全にゼロ成長社会に入っているが、それを前提にした政策は金利ゼロすなわち銀行が単にお金預かり所と化すことを意味する。しかも誰も銀行に預けなくなる。なぜなら金利ゼロで逆に預ける手数料を取られるからである。そうして怪物は餌食を海外に求めて走る。

マネーシステム⑩海外に餌食(=金利=破綻者)を求めて一時的にはこのシステムは維持されるが、需要が一巡したらもうジエンド。この破綻サイクルは怪物のように加速度的に餌食を求めて肥大化。もうこのシステムから脱却し、リアルだけのマネーシステムを構築する必要がある。もう時間はない。(了)

2012年2月4日土曜日

再稼働を狙う原子力ムラ

福島第一原発の事故は、政府が「冷温停止状態」と発表したにもかかわらず、日本中にいまだに災いをもたらしていることは、武田邦彦教授のこのブログでもわかります。
世論はおそらく80%位が脱原発、うち6割の50%が即時停止ないし再稼働反対と思われます。
しかし、いまだに政府は再稼働を前提にスケジュールを進めています。もちろん地元の同意が前提なので、ほぼ再稼働は無理でしょう。この4月にはほぼ全原発が停止する予定です。

自然の力が人間の浅知恵を超越していることは、地震大国日本なら過去にいやと言うほど経験してきたはずですが、日本の原発ムラ(電力会社・政府・官僚・業界・御用学者など莫大な原子力予算の分け前に預かってきた利権グループ)はあえて過去の歴史に目をつぶってきた事が判明しました。

東電は事故の2年前には巨大津波の可能性を指摘されながら、(記事)あえてその対策をせず、今回の事故につながったということは本当に怒り心頭で、当時の社長清水正孝氏はその汚名を未来永劫残すことになりました。



しかしこれは終わった話ではありません。政府が原発再稼働をあきらめない限り、停止している原発もゾンビのように蘇ってきます。現に40年の寿命をさらに20年延長できるような法案を官僚が作成し、民主党の一部がぐずぐず抵抗する姿勢をスタンスだけ見せながら(常套手段!)同じ党の野田執行部は、今国会に提出するべく、着々と手続を進めています。

機械モノはあちこちに老朽化が進み、腐食・金属疲労など人間が原理をわかっていても目が届きにくいところがあり、その一項目でも取り残すと致命的な事故につながるような原発では、「点検して不良個所を直せばいい」というたぐいの機械ではない事が、今回の事故で判明した以上、寿命を20年さらに延長できるという結論はあり得ません。

まだ事故から1年もたっていないのに、もう事故のプロセスを忘れたかのようです。一般には知らされていないのですが、事故は津波による電源喪失だけではなく、実はそれ以前に地震そのものにより、鉄塔が倒れて1次電源が喪失、冷却配管のあちこちが壊れ、津波以前にも冷却がうまくいかなかった可能性が高いのです。東電発表の507ガルでも、原発が壊れるということがわかったのです。地震は普通に1000~5000ガルが起こります。

これは老朽化との複合効果ということは「建築」の世界では常識なのに、「原発ムラ」ではいまだ35~40年前の昭和40年代~50年代前半につくられた原発が堂々と認知されているのです。

もう一基どこかの原発が事故を起こしたら、日本は終わりです。特に老朽原発が集中している福井県のたった一基冷やせなくなっただけでも、関西・中部:中国地方は放射能汚染でどうしようもなくなります。「伊吹降ろし」とよばれる季節風が敦賀湾→琵琶湖→関ヶ原を経て、濃尾平野に吹き抜けるこの季節は、岐阜・名古屋がまともに放射能の通り道になります。

思っていることをなかなか実行に移さない、お上のやることに逆らわない日本人の特性が、眺めながらもどうしようもないと言った雰囲気を作り出しています。一人一人が声を出さないと、「たぶん再稼働しないだろう」と多数の日本人が考えていても、巧妙に次々とこっそりと、忘れやすい国民の特性を逆手にとって、原発ムラの連中は「極めておいしい目をみたうまみ」を忘れられず、着々と原発の復権を狙っていることを常に監視しなくてはなりません。